フルート特別公開講座/ミニリサイタル 終了報告
ジャンルにとらわれず、幅広い音楽活動を展開する国際派フルーティスト
~ランパル、マリオンの愛弟子~
通訳:榊原敬幸
フルート講師:クリスチャン・プルヴィエ ピアノ伴奏:成田有花
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本田歌音さん(音楽大学付属中学校1年) 受講曲:ドニゼッティ/ソナタ
※5月にはオーケストラの伴奏で同曲を吹きます !
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待望の来日、楽しみにしくださっていた多くの皆さまがお集まりくださいました。
今回の受講生は、中学生から高校生、大学生、社会人の方と年齢層も幅広く、
色々な立場の方の演奏を聴くことができ、一層興味深い講座であったことと思います。
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ユーモアにあふれ、日本語も交えながらのご指導、和やかで楽しいレッスン。
沢山お手本を吹いてくださるので、先生の音楽を間近で聴いているだけでも変化する受講生の演奏。
時に厳しいご指摘もあり、受講生の音がどんどん変わっていく様子を目の当たりにできる
公開レッスンの最大の楽しみを、聴講生の方々は満喫していただけた様子でした。
じっくり耳を傾ける方、楽譜を広げて熱心にメモを取る方、真剣に学ぼうとする雰囲気に満たされて
長時間の講座もあっという間だったというお声が多くありました。
また、榊原先生の通訳は、プルヴィエ先生のご指摘を補足して説明してくださるので
よりよく理解していただけたのも良かったのだと思います。
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演奏するために、楽曲の背景や内容をよく理解することはもちろん大切、
その上でいつも先生がおっしゃるのは、「音楽は物語を描くようにー」。
イメージを作ることの大切さを知ることで、
心のある演奏に近づけるということを体感していただけたのではないでしょうか。
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ゴーベール/ロマンス
荒巻淳さん (アマチュアオーケストラ、アンサンブルなどで活動)
「愛する方へ手紙を綴るように、旋律を歌ってください」とプルヴィエ先生
ショッカー/後悔と決断
武文美夏さん (高校1年生、吹奏楽部で活動)
※高校入学からフルートを始めて1年足らず、「先生から音楽が伝わってきました」
ライネッケ/ソナタ"ウンディーヌ"
石黒 舞さん (音楽大学1年生) ※伴奏:長澤佳奈子さん
「ブレスや強弱、音色についてなど、とても勉強になりました」
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ミニ・リサイタル
レッスンの後、お疲れも見せずに素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。
会場の空間全体に広がる音、美しい響きに包まれる至福のひと時。
心に響く、深く伝わる音楽を、たっぷりと楽しんでいただけたことと思います。
ニューリリースのCDも、当日用意した分は完売でした。
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ご参加の皆さま、遠くは福島県から日帰りでいらしてくださった方々もあり、
お忙しい中、本当にありがとうございました。
また、受講のご希望をいただきながら今回はレッスンを受けていただけなかった方々、
申し訳ありませんでした。
★ 次の来日の機会にも必ず開催いたします。
楽しく勉強になること間違いなしの特別講座、ご期待ください !
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平成27年3月22日(日) フルート特別公開講座 & ミニリサイタル
会場 ◆ KMアートホール(渋谷区/京王新線・幡ヶ谷駅徒歩5分、京王線・笹塚駅徒歩8分)
ピアニスト ◎ 成田有花 (なりた ゆか)
通訳 ◎ 榊原敬幸 (さかきばら たかゆき)