テオバルト 相澤政宏特別実習講座 ☆ 参加者体験記

「特別公開講座」に参加して              

           鈴 木 憲 子 さん (神奈川県・48歳) 


 フルートを始めたら、もしくは始める前、誰でも憧れる名曲「メヌエットアルルの女」。

これが題材で日課練習が教えてもらえるのなら参加しない手はありませんよね。

「日曜日の朝も早くに家を出て公開講座に参加する私は偉い!」とばかりに会場に向かいました。

 

受付が10:15だったのに10:20頃会場に到着してビックリ。すでに最後列しか空いていない。

しかも私の隣の方は京都からみえたとか。

リピーターの方も多いそうで、毎回相澤先生の講義内容が充実していることがうかがえました。

 

私は今回が初参加。急いで楽器と譜面台の準備をして先生が登場するのを待ちました。

  時間通りに講座は開始。参加者全員で課題曲「アルルの女」を吹きました。

「50人で吹く曲じゃありませんね」という先生の言葉に爆笑。

なんだか穏やかな雰囲気の中でレッスンが進みます。

曲に合わせて先生が用意して下さった譜面でまずはロングトーン。

全員で練習をしてから1人ずつ吹きました。

個々のレベルに合わせた的確なアドバイスをいただき、自分の音が変わる驚きと楽しさを実感しました。

ビブラートの練習、呼吸法、どれも個性的で楽しく、

そして効果的に行えるので日々の練習に取り入れてみたいと思いました。

相澤先生、駅名なら、四谷、市ヶ谷、飯田橋、水道橋がいいと思いますよ。

この実習講座はレクチャーを聞きながら実践ができるということが最大の魅力だと思います。

 

 あっという間に実習講座が終わり、お二人の方の公開レッスンとなりました。

難しくて私の手に負える選曲ではありませんが、曲に合わせた基本練習方法などはとても参考になりました。

 最後は先生のミニリサイタル。

熱心なレッスンでちょっと時間が遅れ気味。

「電車大丈夫かな?」と入り口あたりに席を移動して聴きました。

それでも近くで聴くプロの音は圧巻です。

自分でそうなれるなんで考えませんが、イメージだけはしっかりと焼き付けておこうと思います。

 時間が無くて予定の3曲が終わったところで会場を後にしました。

アンコールはあったのかしら?もしかしたら「アルルの女」?などと考えながら家路につきました。

長いような短い一日でした。

「もっと練習しなくちゃ」そう反省させられる一日でもありました。

相澤先生、そして企画してくださったテオバルトのスタッフの皆様、ありがとうございました。

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